まずはこちらをどうぞ
これは先日、峠を下っている際に起きた落車の瞬間です。
幸いにも怪我は大したことなく、車体も無事でした。(STIレバーの化粧板が削れた程度)
この峠は2回目であり前回は何ら問題なく下れました。
なぜ落車が起きたのかを振り返ってみたいと思います。
ポイントは自転車の荷重バランス
前回は峠からの景色を撮影したいがために、一眼レフをウェストベルトに携帯していました。およそ1kgの重量です。
しかしながら重量があるため峠の上りは苦しく、その反省から2回目は荷物を最小限にして望みました。
その結果、下りで落車となりました。
この落車は典型的な前荷重によるもので、荷重の抜けた後輪が浮いてしまい、緩やかなカーブによる車体の傾きによって転倒を引き起こしています。
前回は一眼レフにより後ろ荷重が抜けることなく下ることができていました。そもそも、私自身は落車するまで荷重バランスというものを意識できていませんでした。
下りはサドルの後ろ気味に座る
下りでは気づかないうちに前傾姿勢が強まり、そこに強めの前ブレーキがかかることで前荷重になります。
そうならないようにサドルの後ろ気味に腰を落とし、またブレーキもバランスを考えて掛ける必要がありました。
車体の軽いスポーツサイクルならではの注意点です。
どれくらいの怪我をしたか
まずヘルメットが破損しました。スチロールが割れたため破棄して買い替えです。
受傷は左手小指、右手親指関節部の挫創、左半身の大腿部、肩、腰、肘に同じく挫創です。
10日ほどの湿潤治療で回復となりましたが軽傷で住んだことは不幸中の幸いでした。
対向車が来ていたら、落車後に崖に落ちていたらなどなど考えると冷や汗が止まりません。
ロードバイクのタイヤは高いグリップ力がありますが、それは適切に荷重がかかっていればという前提です。
この経験が伝わればと思い記しておきました。
What's your reaction?
Excited
0
Happy
0
In Love
0
Not Sure
0
Silly
0