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クロモリロード GIOS FENICEのブレーキキャリパー交換(SHIMANO ULTEGRA BR-R8000)

標準ブレーキのTEKTRO R540について

GIOS FENICEのブレーキは標準でTEKTRO R540が装備されています。

ロードバイク界隈では”効かない”と言われるTEKTRO。

使ってみた感じたしかにそのとおりで、レバーの握り量に対して制動力の発生が非線形といいますか強く握り込まないとしっかり効いてくれません。

これは多分意図したものであり強く握り込んだときにブレーキがロックしてしまうことを防ぐためではないかと。握り込むとキャリパーが変形(左右のアームが多少ねじれる感じ)になり、そこから制動力強く発生します。これはシマノのCrarisとかのグレードでも同じ傾向のようです。

“TEKTROが悪いわけではなくエントリーモデルは大体こう”

が正解です。TEKTROの名誉毀損もいいところですよこれは。
なんといってもTEKTRO R540は同社現行品でも最安値ですので。上位モデルだとまた違うはずです。

ブレーキレバーの握り量にリニアな反応をするブレーキがほしいなと感じたらより剛性の高いブレーキキャリパーにグレードアップするというのが正しい選択ですね。

よくある選択肢の105を飛び越えてアルテグラをチョイス

新型アルテグラのR8100が出たせいか、R8000がお安くなっています。
105が7,800円でアルテグラが11,9000円。この価格差ならアルテグラを選びたくなりますね。
というわけでポチっと。

カッコいい!

見た瞬間。存在感ある佇まいにテンションが上ります。
触った瞬間に軽さだけでなく、しっかりした作りであることが伺えました。

重量を比べてみましょう。

SHIMANO BR-R8000 TEKTRO R540
178g 173g

あれ、意外なことにR540のほうが軽い。

しかししかし、部品構成点数はアルテグラのほうが断然多いです。
シンプルなR540とほぼ同じ重量というのはさすがですね。

まずはTEKTRO R540の取り外し

 

ワイヤーのエンドキャップを外す。
ワイヤー固定ナットを外して引き抜き。

 

ワイヤーアウターのキャップ(銀色)は105以上のブレーキキャリパーには不要なものなので外す必要があります。外すのは少し苦労します。
あとはこのボルトを外します。
これで取り外し完了。
ナットはセットにしておきましょう。
ぽっかり空いた穴。
リア側も基本的に同じです。
あと、リアブレーキワイヤーですが、アウターの長さが足りないのでこれは買い替えが必要です。あとナットは付属のものを流用します。BR-R8000は一番短いナットで10.5mmでしたが、それでは長すぎます。

ここまでで前後のブレーキが外されました。

BR-R8000の装着方法はYoutubeなどで詳細に教えてくれている動画がありますので、是非そちらを参考にして下さい。自信が持てなければショップに持ち込んで取り付けてもらうのが一番です。

完成するとこんな見た目に。

まだ試乗していないので、効果は後ほど。

ただデザイン的にはクロモリロードにはちょっとマッチしないですね。105のシルバーのほうが合うかも。

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