ハイエンド感がたまらない
見てください。黒のアルミホイールとかもう最高でしょ?
左は購入直後の状態。WH-R501にザフィーロ。ペダルもフラペでサドルもGIOSオリジナルのSelleサドル。ホイールの反射板が初々しい。(これがあるとめっちゃブレる)
右は現在の様子。ホイールが真っ黒になるとここまで雰囲気変わるのかと。GIOSのディープグリーンがホイールの黒でさらに引き締まります。
自分で言うのもなんですが超かっこいい。
愛着度が300%増しです。
現行KSYRIUM SLを選ばなかった理由
今MAVICのアルミホイールは2種類だけ。KSYRIUM SLとSです。
KSYRIUM SLはアルミホイールの完成形とまで言われるくらいの高性能アルミホイールです。ISM 4D、楕円形エアロダブルバテッド、インスタントドライブ360ハブ、USTチューブレス。
シンプルな外観ながらMAVICの技術満載のホイールです。
少し懸念があったのはリム幅が19cという点。
GIOS FENICEはフロントフォークの幅がかなり狭いです。なんでこんなに余裕がないのというくらい。2mm増でも19cのホイールは若干の懸念がありました。
以前、フォークとタイヤに枝が挟まってホイールロックで楽車したことがあり、19cにすることでより異物を挟むのではないかと不安がありました。
なので現行のKSYRIUMは選択肢から一旦外れました。(これは僕の勝手な主観であり、ショップで言われたとかではないです)
KSYRIUM PRO EXALITHとは
“エグザリット”と呼びます。
細かい話はこちらで。
https://www.mavic.com/ja-jp/ksyrium-pro-exalith-rr0863.html
エグザリットリムは専用のブレーキパッドが必要となりますが、高い制動力と黒一色の外観が得られます。まるでカーボンホイールかの如く。
ISM 4Dの軽量リム、ニップルいらずのFOREテクノロジーなどは現行KSYRIUM SLと同じ。ハブはID360ではなくFTS-L。スポークはジクラルスポーク。
カーボンのフロントハブ、ゴツゴツしたリアハブ。1本だけ黄色いジクラルスポーク。ああ、所有欲が満たされていくのを感じます。
走ってみた
WH-RS300からの乗り換えです。
WH-RS300は前後で1800gのホイール。エアロスポークのホイールでは最廉価で非常にコスパの良いホイール。平地の巡航では高速走行がかなり安定し、WH-R501よりもスムーズな走りが楽しめます。
一方でリアが1000gオーバー。ヒルクライムをするとその重さをかなり感じます。
そしてKSYRIUM PRO EXALITH。
平地での走行しかしていませんが、軽いです。言い尽くされた表現ですがギア1枚分軽いという実感があります。
スイスイ進みます。ほんと楽しい。ロードバイクのパーツは色々変えれますが、やはりホイールほど変化を感じられるパーツはないでしょう。
みんなほんとホイール買い換えよう。
エグザリットのブレーキ音
エグザリット処理されたブレーキリムですが、細かいギザギザが施された特殊なリムです。ブレーキシューも専用品が必要とされています。少なくとも通常のアルミリムで使っていたシューは使ってはだめです。アルミカスによりエグザリット処理がダメージを受けてしまうので。
MAVICの専用シューは高価で、1セット3000円前後で6000円もします。シマノの普通のシューが1000円もしないことを考えると信じられないくらい高価です。
ネット上では代用品としてSWISS STOP製のシューを紹介されています。製造元や素材が同じとか。実際のところはわかりませんが前後4つで3000円なので純正より安いです。
アルテグラのブレーキキャリパーに装着すると、これがまたハマりにくい。
かなり指で押し込んでやっとです。
ブレーキをかけると「キュイーーーー」という甲高い音を立てて止まってくれます。制動力は高いものの、この音は慣れが必要。
ほんとブレーキングのたびにキューキュー言います。イルカか。
ヒルクライムの下りでは握り続けることになると思うので、かなり目立つかもしれませんね。
装着初日の感想
本格的なヒルクライムはまだですが、KSYRIUM PRO EXALITHは、見た目、性能ともに極めて満足度の高いホイールでした。自転車は趣味です。見た目の良さもパーツ選びの大事なポイントですよね。
MAVICはぜひともこれを再販してほしい。