ED 40-150mm F2.8 PROにテレコン装着時の画質比較（おまけで14-150mmも）

ED 40-150mm F2.8 PROにMC-14、MC-20を装着した際の画質を実写画像で比較します。

参考として高倍率ズームのEF 14-150mm IIの画像も加えています。

比較には以下のパターンを使用します。（複合機のプリントなので、細部はモアレってますが）

撮影時にはボディの位置を変更し、だいたい同じサイズとなるようにしています。

望遠端での比較を行いたかったのですが、ワーキングディスタンスが確保できず、100mmのマスターレンズの焦点距離100mmでの比較となります。

今回レビューするレンズ

中央部の比較

[ED 40-150 F2.8 PRO] 100mm / F2.8	[ED 40-150 F2.8 PRO] 100mm / F4
[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-14] 100mm / F4	[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-14] 100mm / F5.6
[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-20] 100mm / F5.6	[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-20] 100mm / F8
[ED 14-150 F3.5-5.6] 100mm / F5.6	[ED 14-150 F3.5-5.6] 100mm / F8

右下部の比較

[ED 40-150 F2.8 PRO] 100mm / F2.8	[ED 40-150 F2.8 PRO] 100mm / F4
[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-14] 100mm / F4	[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-14] 100mm / F5.6
[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-20] 100mm / F5.6	[ED 40-150 F2.8 PRO + MC-20] 100mm / F8
[ED 14-150 F3.5-5.6] 100mm / F5.6	[ED 14-150 F3.5-5.6] 100mm / F8

テレコン装着時は中央部の解像力は維持。周辺部は開放では収差が確認できるが１段絞れば改善する。

中央部と周辺部を絞り開放、１段絞りでそれぞれ比較をしてみました。
中央部の描写力がほぼ変わらないのは素晴らしい 。１段絞ればマスターレンズとの差を見出すことが難しいレベル。

周辺部に関しては、テレコン無しでは周辺部は良い描写でしたが、MC-14,MC-20ともに周辺部は収差が見られます。レベルとしては高倍率ズームレンズ14-150と比較するとまだ良い方なので、さすがPROレンズといったところです。

これは１段絞ることで、大幅に改善されるというのも確認できました。したがって周辺部まで描写力を維持する撮影も十分可能です。

14-150は残念ながら高倍率ズームの限界か、絞っても改善はしません。

というところで、今回の比較は以上となります。ご覧頂きありがとうございました。