MC-20は2019年に発売されたテレコン。焦点距離を2倍にできます。使用可能なレンズはかなり限られており、ED 40-150mm F2.8 PRO, ED 300mm F4 IS PROだけでしたが、今年発売された100-400mm F5.0-6.3 ISも対応レンズとなりました。
あと、前述の150-450mmも装着可能です。
超望遠領域を高画質に攻め入るための専用テレコンです。
レンズ先端が突出しているので、対応レンズ以外は物理的に装着ができないようになっています。
ん?よく見ると、どちらも電子接点が追加されてる?どちらも電子接点のいちが違う。
レンズ側を見て見る。
テレコン対応レンズには専用の電子接点があるんですね。
MC-14とMC-20ではピンの位置が異なるため、MC-20は当初から計画されていたようです。
ボディ側にはこの追加された電子接点の端子はないので、レンズ、テレコンの通信用と見て間違いなさそうです。おそらくマスターレンズの焦点距離に合わせて換算した値をボディ側に伝えるなどしているのでしょうか。
Exifに記録される焦点距離はテレコンを加味した値になっています。
ボディ内手ブレ補正には焦点距離が重要になるため、レンズ側の値を補正しているものと思われます。
デザインを崩す異なく、完全にマッチしてますね。素晴らしい。
これで換算600mm。フードがなければかなりコンパクトです
実写してみる
マスターレンズ、MC-14,MC-20と並べて見たかったけれど、撮影した画像がピントも構図もバラバラで比較にならずでした。MC-20での写真だけおいておきます。空気のゆらぎの影響が大きく出ており、あまり参考にはならないかもしれません。
よくある安物テレコンだと明らかな画質定価や滲みなど出るのですが、そういうのは全く感じません。
何より素晴らしいのはAFの速度が全く変わらないことです。テレコンをつけることによるデメリットは開放F値が下がることだけです。